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【古家RE】 山田自由が丘 A様

2019-05-07
【プロローグ】代表石黒の古くからの知人だったA様。生活の拠点を移すにあたり、家を「売る事」と「買う事」とを同時に考えていらっしゃいました。ご主人は3ヶ月海上、1ヶ月陸上を繰り返す生活。夫婦それぞれの不安や希望、生活スタイルを傾聴し、ベストな“HOMEづくり”を共にする事に__。
2017年9月23日19時。この後、お施主様と久しぶりの再会。
Q.1 
 
御依頼の「きっかけ」を教えて下さい。
 
東松島の家を売って、現在の生活の基盤である仙台に家が欲しいと考えていた時に、昔からの知り合いであった石黒さんに相談したのがきっかけでした。
 
石黒建築工房で運営しているcafé craftで久しぶりに再会し、家を売ることから相談しました。相談する前は家を「売ること」と「買うこと」を同時進行でしようとしていましたが、結局家が売れないと大変だからというアドバイスを受け、先に「売ること」に踏み出しました。
 
不動産会社さんの査定の前に、東松島の家を見に来てくれて家の価値を家をつくる側の視点で査定してくれました。想定していた金額より高く直ぐに売れました。
 
(石黒)
私は、(お客様がもし自分の家族だったら)と、いつもそう考えて家づくりに取り組んでいますが、今回のお施主様の奥様は、私の母の営むクリーニング屋を手伝ってくれた、学生時代から良く知る家族の様な方でした。
 
他社で家の転売と購入を同時進行でおすすめされていたとの事。それを聞いて、売る側の都合をお客様に押し付けるのは良くないと思いましたね。ローンが残っている状態で「次の家」のこと考えるのは、とても不安だろうと思い、次の家の話はあえてしないで売ることに専念しましょうと提案し、家をつくるプロの視点で持ち家の査定をさせて頂きました。
代表石黒の自宅兼モデルハウス。石黒の両親と妻、子供の7人暮らし。
Q.2 
 
最初から「リノベーション」を考えられていたのですか?
 
前の家の売却価格が決まって、総予算をイメージしつつ、石黒さんに一緒に「土地探し」をしてもらいました。探していく中、石黒建築工房のモデルハウス兼石黒さんの家を見たりして、どんな家にしたいかイメージしていた所「インナーガレージのある家」にしたいと強く思い、途中から古家付きの土地を購入し「フルリノベーション」をすることに舵を切りました。
リノベーションの“素材”となる「古家」と生活の基盤になる「立地」を探す。
Q3.
 
古家付きの土地」はすぐ見つかりましたか?  
 
前の家(東松島の家)に買主がついたのは、2017年の11月の話でした。前の家を売ろうと決めた「秋」に動き出して、その年の「冬」には決まったという感じでしたね。早めに希望以上の金額前の家が売れたので、集中して土地を探すことができましたが、散々物件を見て回っても、正直微妙なのばかりだったんです。
 
石黒さんと一緒に10件以上は探しましたね。気長に探そうという雰囲気になっていました。それから、石黒さんに「一度希望の条件を整理しましょう!」と言われて、妻の職場が「茂庭」、私が3ヶ月毎の「海上」の仕事なので、別に「仙台の中心部」でなくてもよいかなと…。それで、考えを変えて「人来田近辺」で探し始めました。そうしたら「青山」と「山田自由が丘」に良い物件があって、交通の便のことも考えて「山田自由が丘」にしました。
「不安」からのスタート。フルリノベーションを振り返るメイキング映像。
Q4.
 
購入した「古家」に対して「不安」はありませんでしたか?
 
不安だらけだったけれども…。
 
私達としては、石黒さんを信じて、(家の形も柱もしっかりしているという話もあったので)この家ありきの「フルリノベーション」という流れをとりました。壊して建てるっていうよりは、色々やりたいこともあったので。
 
でも、モデルハウス(石黒の自宅)を見た時に不安が和らぎました。こんな家ができるのかって、おもしろい「しかけ」とか「暮らしの工夫」が一杯あって凄いな!って思いましたね。古家購入の最後の決断は実際に見ていなくて船の上でしたが(決断できたのは)それまで石黒さんと「古家付きの土地」を見て廻り、古い「前の家を先に売る」等のアドバイスをもらっていたお陰でもありました。
ショールーム見学にも同行し、メンテナンス等の助言や、間取りとの兼ね合いも確認。
Q5.
 
古家購入後 “家づくり” の「エピソード」について
 
【 一番のポイントはお風呂!!】
 
水周りのショールームに数ヶ所、石黒さんと一緒に見に行った時に気になったお風呂(空のお風呂)に実際に入ってみて下さいと言われて、入り心地が凄く良かったお風呂があったんです。お風呂だけはこれにしたいっていう気持ちは凄くあって、あとはお金をかけるところかけないところの「匙加減」のアドバイスを頂いて、削れるところは削って「造作収納」や「アイデア」でカバーしてもらいました。
 
【こだわりのテレビ脇の飾り棚に関して】
 
最初にご提案頂いてから、最終的には形が変わったんですよ。最初は、部屋の隅に行くほど棚板が細く「シェイプされる形」でしたが「ひな壇のような段々形」の方が使い勝手がいいかなと思って、実際に飾るものを事務所に持って来て!って石黒さんに言われて、趣味の「UFOキャッチャーの商品」を持って行きましたね。バランスよく飾れています!あとは気分で入れ替えをしたりして愉しんでいます。

【 不安より期待が大きくなっていった】
 
二人とも物が多いので、飾れるのと収納を多くして欲しいという要望はありましたね。
まぁ、やはりどうなるか不安でしたね。(フルリノベーションの解体時)でも、もう任せるしかないなって。石黒さんも言っていたけど、家自体に愛着はないので思い切って全てガラッと変わっていいんだなというのはありましたね。どう変えてくれるんだろうか、と不安より期待の方が逆に大きかった。
お気に入りのリビング。左がオーダーのカウンター、奥に書斎スペース。
Q6.
 
完成後の新居の「お気に入り」ポイントは?
 
 「こだわりのインナーガレージ」「奥様専用の書斎スペース」「リビングの飾り棚」「ピンクを基調にしたトイレ」「サンプルを壁にあてて選んだ壁紙」などなど。   トイレは、カフェクラフトのトイレを見てこんなトイレがいいな!と思って色使いなど、参考にさせて頂きました。   「リビング」もお気に入り。このオーダーメイドのカウンターを中心に移動できるので暮らしが凄く楽ですね。   (ご主人) カウンターの真上の窓から見える「雲の流れ」もお気に入りですね。雲の流れが速ければ風が強いなーとか、解り易くていいですね。(さすが船乗りの視点ですね。)
 
 
  Q7.
 
【最後の質問】ご主人はお仕事の為「海上で3ヶ月」「陸上で1ヶ月」の暮らしをされていらっしゃいますが、今回「新居」と「奥様」で、どちらに先に会いたかったですか?(一同笑)
 
  どっちもです!!(一同笑)   船から戻ってきて、少しずつ家が出来ていったり、何時間も設計の中山さんや石黒さんからアドバイスをもらったり、家づくりに関して熱心な会社だなと思いましたね。帰って来る度、どこがどう変わったのかを見ていくのも、どう仕上げるか構造的な事に関する相談を受けるのも楽しみでしたね。   受けた相談の一つとして、とれないことは無かったらしいけど、とったら家自体に負担をかけることになる柱があって、その相談を受けて、格子と、柱に化粧を施して結果的には残して、寝室の手前だし、リビングのいいアクセントになっている。そういうやりとりの時間が楽しみでもありました。
   
今回、山田自由が丘のA様の現場を担当した、櫛田棟梁。
こぼれ話 【違和感を感じない「収まり」の家づくり】
 
全く違う素材としての家と、お客様の希望との両方と向き合って仕上げていくというのはプロの仕事としてやりがいがありました。屋根の上や、壁の中、ガレージからの駐車場の勾配とか、実はどう納まりをつけるかで大分スタッフ同士で見えない努力をしていました。全然“違和感”を感じないと思うので、言われてもわからないだろうけど、そこには、生みの苦しみが沢山あって、その見えない部分にかなり真剣に取り組みました。そうしないと表面で不具合を調整することが増え、ボコボコした家になるんですね。そんな家にはしたくないですから、我々は。我々を信頼して頼んで下さったお客様の為にも。末永く楽しい暮らしを育んで頂きたいですね。ありがとうございました。(代表 石黒)
土地探し、青山は坂多し
購入した古家にて初打合せ
一旦スケルトン状態にして
夏場の暑い時期の工事
こだわりの飾り棚の検証
CGのシュミレーション
インナーガレージ付の平屋
元々あった小屋も化粧直し
引渡しの日の記念撮影!!
お気に入りの1つ、奥様書斎
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