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青葉区 “完全注文住宅” のS様

 
 
建て替え当時(7年前)の写真を振り返りながら、思い出話に花を咲かせるSさん夫婦と、弊社の石黒・中山。
 
 
 
 
 

設計者と お客様への インタビュー

 
Q1.  ご夫婦にとって暮らしの原風景とは?
 

 
A. 『鍵、かけない。昔の家ってそうだったよね?』
 
(ご主人)本当にこう畑しかなくて、平屋の3部屋位しかないような、ボロボロっていう家に住んでいました。鍵もかけないしね、当時。窓も、ひしゃげて閉まらない様な感じ、くみ取り式のトイレで、そんな家に住んでいましたね。だから、立派な家に住みたいなっていうのは、子どもの頃からありました。なので、今、こういう家に住めることが幸せだなと思いますね。昔の家ってそうだったよね?_(奥さん)そうね。家に帰ると友達家にいたりしてね。鍵、開いているからね。
 
 
 

 
Q2家づくりのタイミングは?
 
 

A. 『小学校の入学を期に移り住みたかった』
 
(奥さま)タイミング的には、娘が小学校にあがる時に転校っていう形では無くて、入学を期に移り住みたいと考えていました。あと、消費税があがるタイミングもあったかな。私は、小学校1年生の時に、ここに引っ越して来て、そして、ここに住んだんです。娘もまた、小学校1年生の時にここに引っ越して来たので、近所の八百屋のおばちゃんに「また、引っ越して来ましたっ!」て言ったら「あら~ミチコちゃんとおんなじね~顔もそっくり」みたいに言われて(笑)
 
 
 

 
Q3お父様との同居は以前から考えていたのでしょうか?
 
 

A. 『子供が小さい内から、住んだ方が…』
 
(奥さま)まだ身体が弱くなってというのはありませんでしたが、私は1人っ子なので、いつかは同居をと。それに、子どもが小さいうちから一緒に住んた方がいいかなっていう思いですかね。今思えば、これから終末に向けて色々整理して行かなくてはいけないんだけれども、自分の気持ちが色々ついていかないというか、そういう思いを(父とは)他人であるお二人が凄くくんでくれて、(父の)話を聞いてくれたりして、話が前に進んだのかなっていう想いはありますね。
 
 
 
 
 
Q4. ご要望に対し、設計士としてどのように応えたか?
 
 

A. 『ご家族の声、本音を引き出したい』
 
(中山)スキーを愛好されるご主人に、板の手入れをする場所として、屋根付きのデッキを提案しました。このデッキはリビングから緩やかに繋がっていて、そこはうまくできたかなと思います。また、トイレ近くの造作の本棚は、既製品を買うという選択肢もある中で、一番最後の最後に造ったものですが、お父様に「(大切なアルバムや書類を仕舞う場所として)やはりつくって欲しい」という一言がもらえ、とても嬉しかったです。希望を我慢せずに伝えてくれたと。
 

 

 
Q5.「書斎」の使い心地等はいかがですか?
 
 

A. 『夫婦に合った寝室とはセパレートな書斎に。隠れ家的なのも◎』
 
(ご主人)お客様との電話など、私は家で仕事をする時もあり、リビングのようなオープンスペースより、やはり書斎があると良いですね。隠れ家のような雰囲気も◎。寝室に書斎をつくる人もいますが、うちは妻が夜勤で、睡眠の時間がちょっと違うので、セパレートにしました。お互いに睡眠の邪魔はしたくないので良かったかなと。_(石黒)夜勤とかね。そういった気遣いは凄く大事ですよね。お互いの仕事に配慮し合う。やはり家は疲れを取る所ですからね。




 
Q6. Sさん宅の動線について。
 
 

A. 「一直線につながる動線がポイント。使い勝手も気に入っています。」
 
(石黒)Sさん宅の動線は、冷蔵庫の位置やパントリーの位置にもこだわっていますね_(ご主人)あの動線はいいよね。(ご主人&奥さま)うちの家族は、皆、玄関から家族用の入り口しか使いません。そこから一直線に、玄関→玄関収納→キッチン→洗面脱衣室まで行ける動線です。_(奥さん)お勝手口から入って来るみたいな感じが良いです。_(石黒)あの感覚を大事にしたかったんです。何だか楽しいし、散らかりにくいんですよね。(ご主人)確かにそうですね。
 
 
 


 Q7.  完成から7年目を迎えて、今現在の暮らしはいかがですか?
 

A. 『幸せを実感しています
 
(奥さん)家事や生活動線に配慮してもらったので、共働きで夫婦がお互いに居ない時もカバーし合えているというか、うまく時間を補い合える関係、住まいになっていると思います。_(ご主人)仕事柄もありますが、例えば妻が朝いなければ子どもを起こして、ご飯を作って、送り出して洗濯してと。全員揃うのは週に1、2回ほど。そういう憩いの時間を包んでくれる家と言えますかね。家族で「本当に幸せだね、幸せだね」としょっちゅう言っています。





 Q8.  今後の“HOME”について
 

A. 将来も可変していける家。子どもも家を気に入っていて嬉しい』
 
(ご主人&奥さま)子どもが成長すれば、進学したリ、巣立ったりと、今後どう変わっていくかは分かりません。ですが、その時々で石黒さんにお願いすれば色々家を変えられるじゃないですか。何でも相談しやすいっていうのはありがたいですよね。_(奥さん)娘から「この家に誰も住まなくなったら、私、友達とシェアハウスにするからちょうだいね」って言われているんですよ。_(ご主人)我々に出て行けと(笑)_(奥さん)気に入ってるってことなんでしょうね、うん。