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【C】Cine'ma Ve'rite'

シネマヴェリテ by 「暮らしのデザイン工務店」

「暮らしのデザイン工務店_石黒建築工房」の広報が、日々の社内での出来事を“シネマライク”に発信。
 “等身大の工務店”が、私たち自身の「今」を映す「リアルドキュメンタリーの断片集」




2020/04/21
大工のマルさん『ルアーラック』
 
 お客様の大切なモノを大切にする、石黒建築工房の「造作家具」。大工のマルさんが、つくっているのは「ルアーラック」だ。人は、それぞれに「自分の時間」というものがある。“釣り人”にとってのその時間はどんな時間なのだろうか?「ルアーラック」にルアーを並べ、家で眺める時、気持ちはすでにそこにないのだという。その人にしか聞こえない、自然の音、日の光、水しぶき、部屋に突如として訪れるその人だけが知る風景。まるで、人から道具、道具から家具へと記憶が流れて込んでいく。そんな特別な家具をつくっている。まっさらの「ルアーラック」は完成間近。
 
 
 
 
2020/04/25
代表のイシグロ『戦友との再会』
 
 共に何かを一生懸命につくることの恩恵として、何十年前のものづくりの情景が時が経つ程に美しく、脳裏に映像ストックされていく。これを当時の仲間と共有する時間程、楽しいものはないだろう。それは、お金では買えない掛け替えのないものづくりの記憶といえる。
この日、20年来の戦友(ログハウス時代の仲間)と再会し、思い出ばなしをするのは束の間。やっぱり力が入るのは、現在、そしてこれからのものづくりの話だった。塗装を専門とする、佐藤さんと弊社で扱う塗料について話をしたり、施工法についても打合せをする。昔の現場の2人もこんな感じだったのだろうか。
 
 
 
 
2020/04/28
大工のマルさん『ルアーラック・終』
 
 ご注文頂いていた「ルアーラック」の完成。十分にやすりがけされ、仕上げが施された家具は、肌の様にしっとりとスベスベ。また、木はあえて色を入れず、その表情が穏やかなフローを描いているかの様に美しい。
 キャッチandリリース(魚を採り、そして放す)の自然との一体感を愉しむ時間。そんな時間を大切にするお客様の”相棒のHOME”。大工のマルさんが、心を込め丁寧に手づくりしておりました。今回ご注文頂きました「Hideto様」には、家の中でも、自然の中でも、緊張から解放されたリラックスした「オフ」をお過ごし頂けましたらこれ幸いです。
 
 
 
 
2020/05/12
代表のイシグロ『建物との再出発』
 
 築50年超の母屋、築44年の医院。オーナーと子供の頃からの友人だったという代表の石黒にとっても、特別な場所であったのだろう。石黒でなくとも、子供時分、頻繁に遊びに行っていた友人の家の記憶が濃い人はわかるのではないだろうか。いつも出迎えてくれた友人のお母さんの笑顔や、自分の家には無いその独特な雰囲気、優しさ…。
 解体前「お母さんを交えて、建物の前で家族写真を撮りませんか?」と提案したのは石黒の方からだった。この日、うっすら涙を浮かべるオーナーのお母様。オーナーのお子さん達を交えた自然な家族の風景。街は通勤時間、終始、穏やかな風が今後の再出発を称えていた。
 
 
 
 
2020/05/26
大工のマルさん『40年マンション』
 
 仙台で約40年前に建てられたマンションの改装工事をチームで取り組んでいる。マルさんの後輩のミウラくんは、この春で入社4年目に突入。本日の現場は大工3人、別の部屋をトモさんが担当し、チームワークで取り組んでいた。
 大切にしていること。「ただ、つくるのではなく…。」というマルさん。今日は、築40年以上の真壁(柱が表に出る)から大壁(柱が壁の中に収まり)にする際の「収まり」の一つひとつが美しくなるようにイメージしながら作業していた。「徐々に、見える部分も任されるようになった。」というミウラくんも、日々、新しく、日々、逞しくなっている。
 
 
 
 
2020/06/02
手づくりのカフェ『6月のお庭から』
 
 新型コロナウィルスの感染予防対策の為、カフェクラフトや石黒建築工房のスタッフも「マスク着用」での接客をさせて頂いている。今回の一件で、今までの「当たり前」がそうでなくなったり、「当たり前では無かったこと」が「当たり前」の様にになりつつある。マスク着用、室内換気、他者への配慮、危機管理、テイクアウトなど…。
 そんな中、今年も変わらず、カフェの庭では「バラ」が“知らせの香り”を運んでいた。毎年この季節になると、大工お手製の「藤棚」に数年かけて巻き付いたバラが「新しい季節」の到来を伝えてくれる。店内では、この“良い知らせ”を例年通りの方法でお届け。
 
 
 
 
2020/06/06
代表のイシグロ『旅のはなし?』
 
 「自家用車にテーブルを取り付けたい。旅先で景色を見ながら食事をしたいから。」Kさんより相談を受けているのは、イシグロ社長。手づくり家具教室会員のKさんと製作の打合せをしている場所は、カフェクラフトのカウンター。長い旅になる時は、積み込む荷物も多くなりますよね。話を聞きながら、様々な状況をイメージして“ピッタリ”のテーブルについて話す姿は、まるで友人と「旅の計画」を立てているかのようだった。
 別の場所では設計の加藤部長が、新築について打合せをしていた。人の持ち物や、夢に耳を傾け、共に線を引く。そこにもまた、「"旅"の計画」を立てているみたいで、笑い声。
 
 
 
 
2020/06/18
大工のマルさん『ドアの向こうへ』
 
 大工の仕事は「つくる」以外にも、道具や環境を整備するなど他にある。寧ろ、それを含め「つくる」という事なのかも知れない。現場で出たゴミは分別しトラックで一度持ち帰り、リサイクルできるものはする。この日、ゴミ出しと倉庫の整理を行っていた大工チーム。途中、「何処にでも行けるドア」のような“逸品”を見つけ、冗談を言い合うシーン。
 倉庫には廃棄品の扇風機や古いソファ。そして、止まった時計が片隅で顔を出しどこか懐かしいノスタルジーな魅力が。現場は明日からまた忙しく、明日は「建具」の取り付けもあるという。そして来週には、いよいよ新築の「建て方」が迫っている。
 
 
 
 
2020/06/30 
代表のイシグロ『旅のはなし?・終』
 
 「自家用車にテーブルを取り付けたい。旅先で景色を見ながら食事をしたいから。」Kさんより相談を受けているのは、イシグロ社長。こちらの車には、様々な用途に使えるように後部座席に脱着式のボルトが装備されており、これをつかって今回DIYに挑戦している。「ピッタリにつくる」には、様々な意味が含まれる。好みにピッタリ。用途にピッタリ。サイズ、タイミング…。今回お客様がお選びになったお車。きっと、自分のライフスタイルに合うものを検討し、吟味して購入されたことだとすると、車にピッタリに木を合わせる作業は、やっぱり楽しかったと思う。これからの旅お供に。手づくりの思い出と共に。
 
 
 
 
2020/07/04
手づくりのカフェ『ココロ強い味方』
 
 カフェクラフトでは、お店の外の植栽や、花も自分たちで手入れしている。とにかく、自分たちでやってみる。それを続けることで一つひとつ学んでいる。植物につく虫に関しても、失敗を繰り返し覚えて行く。今、取り組んでいるのは「朝顔」のグリーンカーテン。ホームセンターから材料を買い、支柱を立て、ネットをはり試みている。
 そんな仕事を“裏”で手伝うのが、「精一」さんと代表の「イシグロ」。この日、木製のフェンスに垂直に支柱を固定するのに、水平器を持ち出し正確に骨組みを固定する。「精一」
さんは引退前、保育園の用務員さんとして様々な事を経験。何でも手伝ってくれる、心強い味方だ。
 
 
 
 
2020/06/27 
手づくりのカフェ『小さな晴れ舞台』
 
 「コロナ時代」とまで言われる今、どのように家での時間をお過ごしだろうか。そんな「現状」のずっと前から、家で「ものづくり」を謳歌する方たちがいる。「創作の時間」を日々の暮らしの一部分とする主婦の方、また、他の仕事を持ちながら「好きなこと」を大切にを時間をやりくりする、影の“クラフトマン”。そんな方達の小さな晴れ舞台が、café craftの片隅にはある。出会ったのは、母親がひたつくるのをずっと見て来たお子さん。作品を並べる姿を見守り、その後親子で食事をしていた。他の大人が“小さな”「母親の舞台」を覗き込むのをどんな思いで見ていただろうか。その子が、これからどんな「モノづくり」と出会うのかも楽しみだ。
 
 
 
 
2020/07/18
大工のマルさん『蒼の囲いの中で』
 
  大工さん達が平屋の注文住宅を施工している。この日、小雨がまばらに降る中、マルさんは一人外で軒天のボード貼り。足場に囲いが貼られると、周囲は一挙に建築中の雰囲気になる。その中でどんな仕事がされているのか知る機会は少ないのではないだろうか。囲いの中から「笑い声」が聞こえる現場は良い家をつくるらしい。その訳は、様々な業者さんが出入りする建築現場において、コミュニケーションは必須だからという。この日も、大工さん達は自分の作業をしながら仲間が何をしているか気を配り、声をかけ合い仕事を進めていた。互いの真摯なモノづくりの姿勢が、現場の中に“花”を咲かせている。
 
 
 
 
2020/07/23
イシグロ代表『シェフの目の奥』
 
  海の日の祝日、午前の仕事を終え石黒は、以前お店づくりをしたカフェにで遅めのランチ。事前に電話をすると「せっかく良い店をつくって頂いたのに、コロナで辞める訳にはいかないですから。」とまずこちらを気遣い、今の状況にに立ち向かっている事を店主が伝えてくれた。
 近頃では「また飲食店に感染者」。と飲食店を一くくりにする報道による風評被害も。そんな中、店内には変わらぬポスターが。(そこには世界中のスマイル)。シェフのお皿が1人また1人と人を笑顔にし、世界中に幸せのハーモニーを奏でていく様に、この時代であっても、食による“幸せの感染力”で来る人の胃と心を癒し続けていって欲しい。 
 
 
 
 
2020/08/04
手づくりのカフェ『つくり、守ること』
 
 新型コロナウィルス対策の為、通常より営業時間を短縮している“手づくりのカフェ”事「café craft」。毎日の営業の最後ににカフェスタッフによる「念入りの清掃」が行われる。大人が子連れでも楽しめる場所、「café craft」。場所を提供する側の責任として、4月の営業時間短縮からずっと行われている一連のこの大仕事。会社全体でお店づくりを再検討し、この春には登米の森林組合の協力を得て木のぬくもりを感じられる場所としてリニューアルしている。木を育てた人、製材した人、設計した人、つくった人、そして、毎日清掃し、守るスタッフがいてこの状況でもお店を開けられている。 
 
 
 
 
2020/08/06
大工のマルさん『暮らしのパズル』
 
  STAY HOME(ウィルス感染予防の為に外出を避ける)を実践されている方には、いかに家で快適に過ごすかがテーマになっている方もおられる事だろう。整理収納のFLOWで「おススメ」はまず、はじめに持っているモノを、外に出してみること。そうすると、どれだけ生活にモノが溢れているか気づくかも知れない。お客さまの「理想のくらし」に耳を傾け、その要件を一つひとつ書き出し、カテゴリー別に整理して心地よく、暮らせるように間取りに落とし込んでいく…。IADWが取り組む「家づくり」は『パズル』に似ている。それぞれの家族を心地良くする、其々のパズル。マルさんこの日は、“倉庫のパズル”に挑戦中 !? 
 
 
 
 
2020/08/08
イシグロ代表『モデルハウスの母』
 
  代表の石黒が家族で住む家。石黒の母はこの土地で、家を建て替える前から「クリーニング店」を営んでいる。下宿場で働き、夫と出会い、そして石黒を生んだ。「家を建て変えて、素敵なモデルハウスにしよう。」そう石黒に言われた時、「クリーニング店があるならいいよ。」そう応えたという。石黒の母が営むクリーニング店に、我々は敵わない。顧客の数でも、継続した毎日も。まだまだ。長く続けることで、人に愛されるお手本の様な仕事。石黒は、家族それぞれが、活き活き暮らせるように、家族の声に耳を澄まし家を設計した。そして、今も家族の息遣いが染み込んだ家は、石黒建築工房のモデルハウスとして生き続ける。 
 
 
 
 
2020/08/11
手づくりのカフェ『店内で七夕祭り』
 
 「仙台七夕」は、7月7日から1ヶ月後れで、毎年8月に行われている。大規模な飾り付けが特徴で、東北3大祭りの一つとして位置づけられる。「吹き流し」と呼ばれる風にそよぐ七夕飾りの部位の1つ。これを下から見上げて歩くのが「仙台七夕」の楽しみ方の1つでもあったが、感染症の為今年は中止。見上げて歩いても、恒例の風景はない。「七夕飾り」を毎年つくっている、職人の方のご協力を得て、今年はカフェクラフトの中に小さな「七夕飾り」を設置することにしたとスタッフより聞いた。「子供たちに祭りを感じて欲しい。」と同スタッフ。薄藍の浴衣の華が風と共に踊る。
 
 
 
 
2020/09/25
大工のマルさん『蒼い囲いの中で・終』
 
 足場用のブルーのメッシュシートに囲まれた、新築の木造住宅の工事現場内。大工のマルさんチームは、小上がりの造作と、床の暖房パネルの上に床材を貼っている。「墨出し」と言われる、設計図の原寸で印をつけていく作業を通し、狂いの無い正確な施工が実現される。黙々と作業を進めるマルさん。床を貼っていく一連の作業が、美しく繰り返される。そして、つくっては、止まり、見つめる、もう一人の大工のリズム。見つめ、考え、つくり、そしてまた、見つめ、考え、つくる。どうすれば、美しく仕上げられるか、お客様の想像を以上の仕上がりを目指して、一つずつ心を込めて丁寧に。 其々の、全体の、大工のリズム。
 
 
 
 
2020/10/09
代表のイシグロ『建築との再出発・続』
 
 仙台の街中に位置する「歯科ニュージャパン」。夜の診療もあり、一日の仕事を終えたビジネスマンにも優しい。開業44年。そして、同じくこの場所で歴史を重ねた母屋も一緒に新しく生まれ変わろうとしている。この日代表の石黒は、治療用の機械類の配置等、スムーズに診療が進められるよう歯医者の先生方と入念な打ち合わせをし、そのまま現場に顔を出す。3時の休憩では、冗談を言い、大工の皆を和ませる元大工のイシグロ。「今行って抜いてもらったら?」ゲンノウ(かなずち)やノミでやるより痛くないよ!?って、怖~いハナシ。休憩中、皆で十分に笑って、また仕事にとりかかる。現場でイシグロが大切にする事でもある。
 
 
 
2020/10/27
手づくりのカフェ『“蛙”のお客さま』
 
 “コロナ禍”の中、仙台では「お店」を元気付ける為、「ある劇団」が諸肌を脱いでいる。カフェで蛙に扮し、物語を上演した「YONEZAWA GYU OFFICE」の皆さん。3匹の蛙が登場する宮沢賢治の「蛙のゴム靴」を、ユーモアと情感たっぷりに演じて下さった。「誰かになったつもりで」という感覚は、建築でも大切なイメージ。当社建築スタッフは、時にシェフ、時にドクター、そして父親や母親、子供になったつもりで動き、考え、唯一無二の仕事をしている。この日、役者さんの熱演を見て、そんな事を考えた昼下がり。いつもの窓から見える雲が、蛙の頭の形の様にも見えた、優しく心地よい、特別な日に。
 
 
 
2020/11/05
代表のイシグロ『建築との再出発・続』
 
 仙台の街中に位置する「歯科ニュージャパン」。夜の診療もあり、一日の仕事を終えたビジネスマンにも優しい。開業44年。そして、同じくこの場所で歴史を重ねた母屋も一緒に新しく変わろうとしている。石黒の幼少期Mさんと共に過ごした医院+住居の土地が、今度は医院+集合住宅になる。歯医者の他に賃貸オーナーにもなるMさんは石黒と共に気合十分だ。敷地内に無駄の無い究極の建築計画を組み上げるのは、創業初期から石黒を設計のパートナーとして支える部長の加藤。医院のカルテの仕舞い方、医療機器の最善の配置、賃貸のメンテナンスのし易さまで、現場での熱いやり取りを職人が肌で感じ、施工に熱を入れる。
 
 
 
2021/08/20
大工のマルさん『8日目の蝉』
 
  小高い住宅地から地下鉄方面への、抜け道的な細道。猛暑の盆明け、日傘をさした親子の会話を蝉の声がかき消す。他にも、こんにちは。と挨拶をすれば、気持ちよく笑顔で返して下さる地域の方。そんな中、新築の建て方を前に文字通りの「土台敷き」に汗を流す大工。
 子ども時分、こういった抜け道を見つけては楽しんで散策していた事を懐かしむ。見慣れぬ、工事をじっと観察していた記憶。それを狂い鳴く蝉が呼び起こさせたからだ。見る側から見られる側へ、いつの間にか大人になった僕たちは、次世代を育てる側にも立っている。それぞれの子供時代を持つ大人に、蝉の声が拍車をかける。

 
 
 

2021/11/23
手づくりのカフェ『おさがりフリマ』
 
  新型コロナも一旦落ち着き気味になった隙間を見、子供服のフリマを開催。マルシェの作家さんや、手づくり家具教室での繋がりなど、モノづくりに精通する方の出店も多く、賑わった。ここ十数年の間に子供服は、急激に進化を遂げたと感じるのは私だけではないはず。おぼろげな子供時分の記憶を辿り、ふと苦笑いをする。幼少期の兄からのおさがり、人から聞いた思春期の服の話…。雑誌の服に憧れてもサイズが無い、そんな微妙な年頃には「つくる」等の選択肢もあった。数々の失敗を重ね、服を知り、人を知り、大人になる。そんな“服”を愛する親御さんによるフリマ。余った服は寄付に廻される。

 


 
 
 

(1~25)
 
 
 
 
 
石黒建築工房は、【宮城県】を拠点とする「DIYカフェのある工務店」です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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