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連載BLOG (店舗・医院 編)



連載ブログ !! 「店舗デザインの舞台裏」

「店舗デザインの舞台裏」職人達のセッション

2021-07-12
▲モルタル造形の職人さん。ひとつひとつが手作業でモルタルを塗る手の動きは洗練されており、その場で空間が出来上がる"ライブ感"が堪りません!
 新入社員・広報くしだです。先日、二日町のピザ屋さんの現場へ取材に行かせていただきました。モルタル造形の作業が入り、内観がグッと変わってきているようです。その様子をご報告いたします!

 現場では5人のモルタル造形職人の皆さんが作業をされていました。厨房には設備が入ってきており、オープンに向けて着々と準備が進んでいました。今回の仕事のため、日本の第一線でご活躍されている職人さんたちが集結し、それぞれの経験を持って制作。まるでオールスターによるライブセッションを見ているようで、煉瓦、石、木の扉など、さまざまな素材がみるみる作られていました。経年変化の様子も再現しているところも見所です。

 現場はまさに"生もの" 取材をするたびに常に新しい変化を見ることができ、そのスピード感に毎回驚かされています。ピザ屋さんのオープンまで残りあとわずか、いよいよです!

新入社員・広報くしだ
▲現場の内観。職人さんの手により次々と出来上がっていきます。
▲エイジング塗装中の内観。モルタル造形の煉瓦の赤が美しいです。
▲業務用冷蔵庫やショーケースなど調理に欠かせない設備が入りました
▲素早く、一心に筆を走らせていく姿に、思わず見入ってしまいます。


「店舗デザインの舞台裏」職人の“2つの顔”

2021-06-19
▲イタリアの建築様式を彷彿とさせるアール。緻密な作業の積み重ねで、空間が作られていきます。※写真は石膏ボード(耐火の仕上げ)を貼る以前の物

 新入社員・広報くしだです。先日、二日町のピザ屋さんの取材へ伺わせていただきました。オープンに向け、みるみる仕上げていく職人さんたち。その手によって、一体どのようになっているのでしょうか。アンディアーモ(イタリア語で「行ってみましょう」の意味)!

 

 施工管理の大橋課長が現場の指揮を取り、家具職人の四海さん、大工の櫛田チーム、タイル職人の皆様が作業をされていました。櫛田チームの皆さんは、アールの下地(柱の上のアーチ状の部分)の取り付け作業を。そして今回でタイル張りの作業は本日 "クランクアップ" とのことで、仕上げをし現場を後にするタイル職人さんの後ろ姿は、作業が終わった充足感から、ほっとしているように感じました。

 

 一服(3時の休憩)の際は、缶コーヒーを片手に次の作業の打ち合わせをしたり、談笑したりと和やかな雰囲気に。作業時の顔と、一服の時の顔。そんな職人さんたちの緩急の中で仕上がっていく新店舗、完成までまだまだ見逃せません!


新入社員・広報くしだ
▲タイル職人さんによる、床タイルを貼る様子。洗練された動きです。
▲道具片付け中のタイル職人。日々繰り返される所作は最後まで美しい
次々と切り出した部品をアールの下地に取り付けていく大工さん。
▲作業が終わり、笑顔で現場を後にするタイル職人のおふたり。


「店舗デザインの舞台裏」ピザ屋の心臓を移設

2021-06-05
▲ピザ窯や物件を傷つけないよう慎重に"移植"(建築用語で言えば移設ですが)を行う作業に、自然と現場に緊張感が募っていました。
 高校の時、映画「紅の豚」を見てイタリアへ想いを馳せていた、新人広報くしだです。待ちに待った、二日町国分町通りで 施工中のピザ屋の現場の取材にやってきました。そのご報告をいたします!
 
 現場ではオーナー様、シェフの皆様と設計の加藤部長・小岩さんが打ち合わせをしており、施工管理の大橋課長、大工チームの櫛田班、協力業社の方々がそのオーナー様たちの熱を感じながら作業しておりました。ついに今回、お店にとって”心臓“のような存在であるピザ窯が前の店舗から運び込まれました。ピザ窯は、新しい仕事場へ入り「焼けないピザ釜はただのほら穴だ」とでも言いたげに見えました。
 
 新店舗へ”心臓移植”が施され、ここからさらに熱い職人さん達の手によって舞台が整えられていく予定です。いったいどのようなお店に形作られていくのか、シェフの皆様の動行も追っていきたいと思います。ペルファヴォーレ(よろしくお願いします)!

新入社員・広報くしだ
▲搬入作業の様子。施工途中の物件にピザ屋の"心臓"が現れました。
▲ジャッキで少しずつ上げていき、敷いたレールで滑らせて運びます。
▲オーナーさんのアイデアに耳を傾ける、加藤部長と小岩さん。
▲ピザ窯が予定された位置へピッタリ入った際は思わず皆さん拍手を。


「店舗デザインの舞台裏」ピザ屋の現場が始動

2021-05-01
▲解体現場の様子。残す部分、壊す部分を間違えてはいけない、迅速さを要求されながら慎重さも求められる大切な作業です。
 ピザ生地はナポリ風が好き、新人広報のくしだです。今回は二日町国分町通りに施工予定のピザ屋の現場へ取材にやってきました。現在、施工に向け解体作業にメスが入ります!その様子をご報告いたします!

 現場には施工管理の大橋課長、大工チームの櫛田班が解体の作業しておりました。管理の大橋課長に慎重な確認を取りながら、解体作業はとても迅速。午後の一服(休憩)に私も参加させていただき、皆さんと一緒に缶ドリンクを片手に談笑を初体験させていただきました。この緊張と緩和のメリハリが、現場の魅力の一つだと思います。

 解体が終わり綺麗になった現場に今後どのような手作業が加わっていくのか、引き続き取材を続けて参ります!今回もブログを見てくださってありがとうございました。アルティジャーノ!(職人!)グラッツィエ!(ありがとう!)チャオ!(またね!)

新入社員・広報くしだ
▲設計部の皆さんも大切な想いに応えるべく奮闘されています!
▲CGで施主様たちのイメージする店舗の世界観により近づけています
▲建築全体の連携を図りながら現場を確認し指示を出していく大橋課長
▲丁寧かつ迅速に解体作業を進めていく櫛田班の皆さん。


「店舗デザインの舞台裏」焼肉店改装への想い

2021-04-16
▲焼肉レストランひがしやま 六丁目店の外観。仙台の人なら誰もが知っているだろうこのマーク、年季の入った堂々たる顔立ち・・・!!
 今回は、弊社で改装施工している「焼肉レストランひがしやま」様の物件の経過をご報告いたします。果たしてどのようなスタッフルームになっているのでしょうか、行ってみましょう!!

 黄色の壁や木の模様のフローリングが明るさを与え、長年スタッフに寄り添ってきたであろう、ロッカールームがピッタリと収まります。外から入る陽の光がとても気持ちよく、頑張った自分へ「お疲れ様」とホッと一息つきたくなるような"居場所"へ変わりました。

 後日、ひがしやまの中山社長様が弊社の工場(こうば)で、もう一つの大切な思いを形にする為に作業をされ、その材料を磨く「年季の入った所作」には、愛情を注ぎつつお肉の下準備をされる際のような”熟練の技”を感じました。大切なものを大切にしつつ進展し続ける「焼肉ひがしやま」様、今後も追ってご報告させていただきますので、お楽しみに!

私も、初任給で焼肉食べに行きたいな〜

新入社員・広報くしだ
▲黄色の壁紙、木目調のフローリングで明るく暖かいイメージに。
▲スタッフの思い出が詰まったロッカー、どこか嬉しそうに見えます。
▲新しく改装されたスタッフルームに優しく降る窓辺の光。
▲工場で道具を並べる中山社長。厨房でも「仕事の道具」の整頓は必須







石黒建築工房は、【宮城県】を拠点とする「DIYカフェのある工務店」です。